私は走った。
あの、夢で見た神社を探すために…



あれは、夢なんかじゃない。

だって、始めて人には見えない物と、友達になった。

私も嬉しかった……


安羅森へ入って10分くらい走っても、神社は見当たらない。

夢でみた、神社のルートは覚えてるのに…



草むらがザワザワ鳴っていた….
風は来ていないのに…


もしや……



草むらから出てきたのは、案の定 霊だった…

私は、早く走った。

怖い………最悪….なんで私が…また…


結構長い道のりを、走った。
でも、まだ霊はついてくる


目の前は、とうとう行き止まりになってしまった。

どうしよう……誰か助けて…
私は目をつぶった。



ん⁈私の足地面についてない‼︎


目を開けると、私は空中に浮いて
いた……そして手も誰かに握られてる




まさか!!


手を握られてる方を見ると、
そこには枝羅が!

「枝羅!(◎_◎;) 助けてくれてありがとう!」

「助けるのは当たり前さ。俺ら友達だろ?」


うん。 友達…最高の友達だよ!