「勘違いなんかじゃない。俺は…茉維が好きなんだ。」


「う…そ………」

信じられない…。


「茉維が好きだから…お前がチョコくれないとか…ちょーへこむんですけど」


そう言って顔を赤くしながらそっぽを向く朔哉に……


「あげる」

そう言ってチョコを渡した。



「それ、本命だからっ」

そう付け加えて。


























───end ──