夜遊び嬢が姫様に?!(仮)

「見せろ」
いつもより低い声を出せば柚姫華は断らない

柚「奈央じゃないのよ?転んだの」
「分かったから見せろ」

そう言ってカーディガンを脱げば半袖から露になる
火傷の痕や痣...みみず腫も
「これは転んだじゃ騙されねぇ訳だな」

俺が意地悪くそう言うと困った顔で
柚「仕方ないじゃない...嘘は苦手なのよ」
そう

柚姫華は嘘が苦手
でも言うなと口止めが掛かってるから無理矢理作った嘘でやり過ごそうとするんだな

それより...
「俺らに助けを求めろよ」
一人で耐えて怪我して...見てるのも苦しい

柚「こんなこと初めてなの。私が詼羽のお荷物だからって...そんなの知ってるのに」
泣きそうな瞳で俺を見上げる