びっくりした。
高木さんがあたしを好きな事も
キスされた事も。

高木さんが抱きしめたり、キスをしたり
スキンシップが大好きなことをあたしは
後々知る事になる。


リリリリリー。
高木さんの携帯が鳴る。

「はい、高木です」

なーんか、仕事してるって感じだ。
格好いい....。

「ありがとうございますはい、では。」

高木さんが電話を終えてこっちを見た。

「えみかちゃん、高校まで送るよ」

「えっでも....。」

高木さんには、仕事が....。

「大丈夫、今課長にOK貰ったから。」

高木さんはニッコリして言ってくれた。
....じゃあ、お言葉に甘えて。

「....じゃあ、宜しくお願いします。」

「はい。」

こんな時でも優しい高木さんが大好き。