キミが、僕に堕ちてこないと理解すればするほど、
衝動は止まらない。



この部屋で、僕は罪に染まる。

この部屋で、キミは罪にかかる。



そうしてキミも狂っていけばいい。



痛みを快楽に変えて、

堕ちるところまで堕ちて、


最後に僕の手を引いて。



そしたら、


息も出来ぬほど、


強く、


――キミを抱き締めるから。



身も心も溶け合って……



キミの純白な心なんて、


僕が切り捨ててあげよう。




――end.