ベッドに横たわる彼は、疲れ果て眠っている。


頬には乾いた涙の痕。


腕は、後ろ手に縛ってある。

僕が施したものだ。



彼の手首に触れて思う。


僕は、狂ってる。


分かってる。
分かってるけど、止まらない。

この衝動を止められない。




キミが、愛しすぎて。