「ほれ、おいで。」 両手を広げてくる先生に、少しためらいつつも抱きつく。 大好きだよ。先生。 ピタッと抱き合っているとき、お互いの鼓動を感じて生きてることを実感する。どんな不安も弾き飛ばせるくらいの安心感があって、二人なら大丈夫だよって励まされてるみたいで、笑みがこぼれる。 『大好き、先生…ずーっとずーっと大好き。』 「僕も。愛してる。」 見上げた先の目と目は、お互いを思って。 もう二人じゃないとダメだねって思いあってるね。 優しく重なる唇にこの時が続くように祈りを込めて。