Dear,my xxx .


休日といっても現役教師はお仕事を持ち帰ってくるわけで、折角遊びにきてもつまらないわけで…



今日は部活もない大切なお休みだし、先生と二人になれるのも久々だから楽しみだったのに。



………つまらない

出された紅茶をちびちび飲みながら、ソファーの隅で丸くなる。おしゃべりしてくれたっていいじゃんか。

さっきから先生は授業のプリントを作っているらしくて、パソコンばかり。真剣で何も発さない。


も〜〜〜!!!

ちょっとは構いなさいよ、おバカさん!!


『ねーえー、まだーー??』

ソファーで毛布をかぶりながら痺れを切らした私は言う。

「あと少しだから、ちょっと待っててな。」


彼の言うちょっとが長いことを知ってる私はまたふてくされる。


『ん〜〜……んはぁ……』

大きくため息をつくと、先生の近くまで行って毛布と共に背中にもたれかかる。


『邪魔してやるし!』

「ぜーんぜん邪魔じゃない」


私が何しても大人の余裕みたいなもので跳ね返されてるみたいで悔しい。


でも、私のしたことに嬉しそうに微笑んでくれることが嬉しい。
それだけで十分かなって思えるし、何より側に居られることに感謝だ。

『ふぅん、変なの』

いろんな思いをが入り混じりつぶやく。





ふと、先生は私のどこを好きになってくれたのかなと思った。

先生からみたら私なんかガキンチョだし、先生と生徒なんて周囲からの避けることのできない非難の目は、やはり大人である先生に集中してしまうだろう。


『私は先生のこと守れるかなぁ?』

私の言葉に少し驚いたように、振り向く。

「春が守ってくれるのか?僕みたいな大きい人守れるかなあ?」

冗談でも聞いたかのようにクスクスと笑われると恥ずかしくなった。

『違うの!!そうだけど間違えたの!!気にしないで!!』

恥ずかしいのもあり先生に毛布を押し付ける。

「間違いでもなんでも春が思ってくれて僕は嬉しいよ、ありがとう。」



ありがとうなんて言葉を聞けて、優しく微笑む先生の顔まで見られて、あぁ、言って良かったって。


「春のことは僕が守るから任せてな。」


そう言って頭を撫でてくれた。


私は幸せ者だ。