「そんな、てっきり私…」 「ぼさっとしてんじゃねーぞ。 即死だからな。 すぐに回収だ」 「う。うん」 てっきり病弱な愛羅ちゃんが対象者だと思っていた私は、心の整理もつかないまま、とにかくイサヤについていくのに必死。 母親がすがりついている翔くんの肉体から、すぅっとほのかに白く光った魂が抜け出てきた。 イサヤは肉体から抜け出てしまうかどうかというタイミングで素早く翔くんの魂を両手でそっと包みこんだ。