イサヤってば、愛羅ちゃんの前ではいつもの調子が出ないらしいので、代わりに私がますます調子に乗ってみた。 「大丈夫だよ、愛羅ちゃん。 この天使さんは、 今はこんな怖い顔してるけど ほんとうはものすご〜く優しいから」 「ほんとに? よかったぁ」 ほんとうにほっとした顔で愛羅ちゃんが可愛く微笑んだ。 かわいい〜〜〜! 思わず抱きしめそうになったけど、我慢我慢…。 さすがにあんまり深入りするのはよくないよね。