「なっ!」


思わず声の方に顔を向けると、体の前で腕を組んで私たちを見下ろしているイサヤ。
えっと…怒った顔をされてます。


「悪魔の学校は、
 最も出来が悪い奴を
 首席にすんのか?」

「へ?」

「俺たちが人間に関わるときは
 それなりの理由がないと
 だめだろーが?」