本気で手を合わせて祈っていると、降下速度が緩くなったみたい。
もしかして祈りが通じた!?
「そういえば、お前に
今日の”対象者”のこと
話してなかったな」
突然、イサヤが真剣な声音で言ってきた…。
「なんだ、神様に
祈りが通じたんじゃなかったんだ」
「はぁ?」
「なんでもないですっ!
仕事のことになると真剣なんだな、
と思って」
「当たり前だろ、ばーか」
「もう!
そんなにバカバカって
言わなくてもいいでしょ!」
「うっせぇ、ばーか」
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