「って〜、いったいなんだってんだ?」 半ばキレ気味に振り向いた俺の視界に飛び込んできたのは、でっかい瞳を潤ませながら、おでこをさすってるちびっこい悪魔だった。 俺にぶつかって尻もちをついたらしく、まだ廊下に座り込んだままだ。