俺は読んでいた本をサイドテーブルに置くと、部屋の明かりを消した。 横になってからメイの方を向くと、俺の背後にある窓から差し込んだ月明かりがメイの寝顔を照らしていた。 俺の方を向いたまま寝落ちしたから、メイの顔がはっきり見える。 白い肌に血色の良い頬と唇。 その頬にそっと手を伸ばしたのは完全に無意識だった。