知らず知らずのうちにドキドキが強くなって加速していく。 思わずゴクッと喉を鳴らせば、イサヤの口元が妖艶に弧を描いた。 「お前、俺と一緒にこの馬車に乗るってことが どういうことを意味するかわかってる?」 そう言いながら、とうとうイサヤの指先が私の顎を捉えた。 へぇっ!??? えっ?えっ?? これってどういう状況!? イサヤと一緒にこの馬車に乗る意味? えっ??????