「っ!!」 なにってわけでもないのに、突然熱をもつ顔。 カーッと赤くなるのが自分でもわかる。 さっきまで固く閉じられていて、心配で心配で仕方なかったイサヤの瞳。 綺麗な明るくて深い青が私の心まで捉えてしまったかのような感覚に陥る。 とっさに顔を背けた私の口から出たのは可愛くない一言。 「大丈夫です! 全然平気だし!! 私1人で帰れますから!!!」