「うー!!」

必死で体を捩って逃れようとするけど、全然ダメ。

とにかく離して欲しくてイサヤの体をポカポカ叩くも、濃厚なキスはちっとも終わりそうになく…。

それでも、繋がりが深くなってから、ものすごいスピードで闇が私へと移動し始めたので、ほどなくして…とうか別の意味ではやっとのことで、最後の闇の糸が私の体に吸い込まれた…


とっくに足には力が入らなくなっててガクガクしてるし、涙も浮かんでくるし、頭の中はふわふわしてもう何が何だか何にもわからなくなって、とうとう私は意識を手放した。