ハッ!
しかもこれじゃ私がイサヤのこと、変に意識しちゃってるみたいじゃない!
ナイナイ、断じてそんなことないんだから!
そんな私の心の中を知らないミカエル様は、ニコニコしながら話を続けてくださった。
「きっとイサヤは貴女に
とても心を開いているんだと思います。
息子は今まで、
よくも悪くもいろんなところで
特別扱いを受けてきた。
本当の自分を見てくれる者が少ない中で、
彼が自分を守るために身に付けたのが
あの裏と表の性格だと私は思っています。
でもそれを必要としない
初めてのパートナーが貴女なのです。
きっとイサヤにとって、
貴女は今までになく特別な存在の
パートナーなんだと思います。
ですからこれからも
イサヤをよろしくお願いします」
最後は丁寧に頭を下げられてしまって、途端に私はうろたえてしまった。



