しまった!と思ったのと視界が真っ白な光で覆い尽くされたのがほぼ同時だった。

強い光で視界が利かなくなった私は、情けないことに全くなす術がなかった。
ただ、これから起こるかもしれない死神からの攻撃による痛みに備えて、自分の無力さ加減を心底呪ってた。