「やめて。慎司さん、お願い」
かすれた声で、わたしは訴えた。
きっと慎司さんは察してくれたのだろう。「ごめんね」とだけ言葉を残して電話を切った。
耳に残った慎司さんの声の余韻が、わたしの体の奥を濡らした。病気かと思えるほどわたしの体は慎司さんを求めていた。慎司さんに触れて欲しい....慎司さんに抱かれたい....この素直な想いを止めることは出来ないと、自分自身で気付いていた。
女性ってやっぱり、性の話になると自粛してしまう部分があると思う。その割には女同士でする話の内容は下ネタも多くて、どちらかといえば大好物だ。芸能人抱かれたい男ナンバーワンを決めたりするが、きっとそれは ほんとに抱かれたいと思っている女性の叫びだと思う(笑)
それと同じようにわたしは慎司さんを求めた。ただそれだけのこと。なにもおかしいことはないはずなのに、この体の疼きからは嫌悪感しか感じない。
この恋を認めることで、一番怖いことはなんなのだろう。
わたしの気持ち?
奥さんたちの未来?
慎司さんの責任?
考え出したらキリがないけど、考えずにはいられない。どんどん好きになっていくこの気持ちを抑えられない....でも抑えなきゃいけない....そんなことを繰り返しながら わたしは慎司さんに染まっていった。
かすれた声で、わたしは訴えた。
きっと慎司さんは察してくれたのだろう。「ごめんね」とだけ言葉を残して電話を切った。
耳に残った慎司さんの声の余韻が、わたしの体の奥を濡らした。病気かと思えるほどわたしの体は慎司さんを求めていた。慎司さんに触れて欲しい....慎司さんに抱かれたい....この素直な想いを止めることは出来ないと、自分自身で気付いていた。
女性ってやっぱり、性の話になると自粛してしまう部分があると思う。その割には女同士でする話の内容は下ネタも多くて、どちらかといえば大好物だ。芸能人抱かれたい男ナンバーワンを決めたりするが、きっとそれは ほんとに抱かれたいと思っている女性の叫びだと思う(笑)
それと同じようにわたしは慎司さんを求めた。ただそれだけのこと。なにもおかしいことはないはずなのに、この体の疼きからは嫌悪感しか感じない。
この恋を認めることで、一番怖いことはなんなのだろう。
わたしの気持ち?
奥さんたちの未来?
慎司さんの責任?
考え出したらキリがないけど、考えずにはいられない。どんどん好きになっていくこの気持ちを抑えられない....でも抑えなきゃいけない....そんなことを繰り返しながら わたしは慎司さんに染まっていった。
