布団の上では暑そうに苦しそうに寝ている夢の姿があった。

俺は、急いで着替えて朝の支度を済ませ
夢をおんぶして、病院に向かった。

朝早かったのにも、関わらず
待ち時間はかなり長い。

夢は隣で寝ているし、暇になった俺は
近くにあった、雑誌に手を伸ばす。

その時ーー

見覚えのある顔が見えた気がした。