私は 肩に乗ってる頭をよしよしと。 辛かったね。でも、もう大丈夫と言い聞かせるように撫でる。 「大丈夫、大丈夫。陽ちゃんは大丈夫。」 「……俺子供みたいじゃん。でも美沙が居ると安心する。」 安心する。その一言に嬉しくなる。 私だって、陽ちゃんがいつも傍に居てくれてたから、諦めないで 向き合おうって改めて思えたよ。