昼休み私はいつも、陽ちゃんと爽花と
お弁当を食べてるけど、
今日は爽花が部活のミーティングとかなんとかで
2人で屋上で食べることにした。
「陽ちゃん、今日も水泳部来てたね〜!
陽ちゃんよっぽど気に入られてるんだね」
と言うと
「そう?気に入られてるのかな?だといいなー。」
と言いながら唐揚げを食べている。
「ねぇねぇ、陽ちゃん。水泳部なんで入らないの?」
横にいる陽ちゃんの光のある瞳を
しっかり見て聞く。
「んー。そーだなー、なんでだろ?」
と今にも崩れてしまいそうで
私は陽ちゃんの左手を握る。



