「陽ちゃん、君…だったんだね。」 お母さんの口からでた名前は 紛れもなく陽ちゃんの名前。 “ 日向 太陽 ” だった。 驚いた…けど、納得できる。 懐かしい感じがしたのはそのせいなんだね。 記憶がない私に“ 懐かしい ”なんて気持ちあるはずがないのに…ね だけど、嬉しかった。