涙声 ~生きる意味~


嫌だ。


そんなの受け入れたくない。


「…私はそんなの受け入れない!」


私はそう叫んで家を出た。


「瞳!」


お父さんの声も聞かずに…。



──────────────
───────────
─────────

「はぁ…はぁ…っ 」


疲れた…制服のまま出てきちゃった…。


ていうか、外暗いし…どうしよう…。


今さら帰れないし…。


…神社 行こうかな。


涙神さん…いないかな?