涙声 ~生きる意味~


「…本当に大丈夫です。

目にゴミが入っただけなんで…。さようなら!」


「おいっ!」


私はそれだけ言いのこし、


涙神さんに背を向け走り出す。


「瞳、また明日もここに来いよ!待ってるから!」


ありがとう涙神さん…


頼れって言ってくれて。



でも、涙神さんに迷惑かけたくないから。










いつか…私が素直になれる日がきたら…



その時は頼ってもいいですか?