もしもし?私電話男です。

公衆電話があったところに俺は立った。



もう本当にいなくなったのか…



いやそんなことはない。



まだ家の電話がある。修理してもらおう。



……ダメだな俺。結局依存しちゃって。



それから後日、ようやく家の電話を直してもらった。


そしてあの番号を押す。



でも電話男に繋がることはなかった。



本当にいなくなったんだな。そう実感した俺は江奈ちゃんに伝えることにした。


「江奈ちゃん…電話男いなくなったんだ。」



「そっか…だよね。でもこれでよかったのかも。」



「え?」



「夢だったんだよきっとさ。大体電話事態がしゃべるとかおかしいし。」



夢…?これが…夢だって?


俺にはそうは思えない。
そう思うのは俺だけか?



「伝えてくれてありがとう。」



「これからは江奈ちゃんから電話しても…いいよ。」


「本当!?じゃあ電話男の真似して出てあげるね♪」



慰めてくれてるのか。
何となくそう思ってしまった。



そこで電話は切れた。



夢じゃないけど謎が多いままだったな…電話男って一体何者だったんだろうか。


電話男が最後に言ったこと。



人でもないし機械でもない。



じゃあますます何者何だろうか。知らない方がいいことなのかもしれない。