もしもし?私電話男です。

「ごめんなさい!」



美貴ちゃんは深々とお辞儀をした。



「顔上げてよ…どうした?また何かあった?」



「都央留くんのおかげですっきりしたんです。私の思うままにやっていいんだって…もっと強くならなきゃって。勇気を出して言い返したら、文哉…そうとう驚いてました。で、2人で話し合って、もう一度やり直そうって決めたんです。」


「俺達と同じだ…」



「え?何か言いました?」



「あっ…いや、こっちの話だ。何もしてあげれてない気もするけど、お役に立ててなによりです。」



「私のせいで別れてたらどうしようって思って、それで…」



「その事なら心配いらないよ。お互い似た者同士頑張ろうね。」



美貴ちゃんがうなずいたのを確認したのと同時にドアを閉めた。



酒井と美貴ちゃん、そして俺と江奈ちゃん。



俺達は困難の末、よりを戻した。



そして、土曜日になりデートをした。



お互いに自分自身をさらけ出した。



結果的には成功だった。



帰り際、こんな一言を言われた。



「次は、都央留くんがデートに誘ってね。待ってるから。」



そんなことを言われてしまった。でも、もう大丈夫。


だって今日でかなり打ち解けたから…