もしもし?私電話男です。

「彼女…泣いてましたよ。また私は裏切られたんだって。」



「……」



俺も泣きたかったけど、そんな資格ないんだと思ったら泣けなかった。



ただ情けない男なんだって思うしか…



「せっかくの私の努力も台無しです。」



「それってどういう…」



「彼女がここに来たとき、都央留くんの家に行くべきだと私がうながしたんです。けどそれが結果的に彼女を傷つけることになってしまった。彼女は都央留くんの家に行ったんですが、別の女が入ってくのを見たそうです。」



「もう分かったから…もう…やめてくれ。」



「いいんですか?このままで?都央留くん、彼女を救うか殺すかはあなた次第何ですよ?」



「俺次第…」



「都央留くんがもしもう一度やり直す覚悟があるなら、私が手助けをしてあげます。ですが、もうその気がないなら…もう都央留くんからの電話には出ません。」



俺が好きなのは…



陽崎さんただ1人。



「頼むっ!!こんな情けない男だけど、陽崎さんを愛し守りたいんだ!!力を貸してくれないか…」



電話男には見えるはずないのに土下座をしていた。



俺は、変わらなければならない。



初めて会ったとき思ったんだ。



運命の人だって…



これを逃したら最後なんだ。



もう恋愛が苦手とか言ってる場合じゃないだろ!



もう一度、彼女の笑顔が



見たい。