「俺のせいで離婚した妻が育児放棄してるらしい。俺がいつまでたっても養育費を払わないから…」
「でその子どもは?」
「家の中にはいるらしいが近所の妻の友達が窓から見ると何日たっても同じ服、同じ場所にいて、日に日に痩せていくのが見えたって…そういう内容の電話が来たんだ。」
「そう…なんですか。」
何て言ってあげたらいいのか分からない。
やっと先輩は変わろうとしたところだったのに。遅かったのか?
「どうして離婚したと思う?」
「えっ!えーと…」
急に自らそんな話をするなんて思ってなかったから。
「浮気…とかですか?」
「残念。子どもができてから俺達の関係が変わったんだ。妻は俺を見てくれなくなった。子どもしか愛してなかった。だから俺は今でも好きなんだ。」
「でも変じゃないですか。子どもを愛してるなら無理にでも育てようとするはずなのに。」
「それが現実なんだよ。」
それが現実…か。
「ここが妻と子どもの歩太の住むマンションだ。」
マンションに入りエレベーターに乗ってようやく到着しない。
「頼む…開けてくれ。養育費持ってきたんだ。すまなかった。」
それでもドアは開かなかった。
「でその子どもは?」
「家の中にはいるらしいが近所の妻の友達が窓から見ると何日たっても同じ服、同じ場所にいて、日に日に痩せていくのが見えたって…そういう内容の電話が来たんだ。」
「そう…なんですか。」
何て言ってあげたらいいのか分からない。
やっと先輩は変わろうとしたところだったのに。遅かったのか?
「どうして離婚したと思う?」
「えっ!えーと…」
急に自らそんな話をするなんて思ってなかったから。
「浮気…とかですか?」
「残念。子どもができてから俺達の関係が変わったんだ。妻は俺を見てくれなくなった。子どもしか愛してなかった。だから俺は今でも好きなんだ。」
「でも変じゃないですか。子どもを愛してるなら無理にでも育てようとするはずなのに。」
「それが現実なんだよ。」
それが現実…か。
「ここが妻と子どもの歩太の住むマンションだ。」
マンションに入りエレベーターに乗ってようやく到着しない。
「頼む…開けてくれ。養育費持ってきたんだ。すまなかった。」
それでもドアは開かなかった。
