もしもし?私電話男です。

車で家に着きあるものを持って、いつもの公衆電話へと向かった。



そのあるものとはテレカである!お金にうるさいあいつには今度から電話男専用のこのテレカにしてやる。


こんな仕事をさせたあいつが悪いんだからな。たしかにこいつのお陰で稼げたが…



それにしてもひどいだろ。


よぉーし、中に入って早速実行だ!



受話器とって、テレカいれて、番号押してっと…



そしてこのあと、電話男は衝撃的な一言を口にした。


「おい電話男!!いいかげんに…」



「テレカかよ…現金入れろよ、現金。」



………。



はあああああっ!?



お金にうるさいのは分かっていたがここまでとは…



しかも俺の話を中断するとは…



なかなか…いやかなりやっかいだ。



しかも、「もしもし?私、電話男です。」のあいさつもなく…



仕方ないからお礼ぐらい言ってあげようかとも思ったがやめだ、やめ!



これが電話男節といったものなのか…



ともかくペースを乱されるな。言いたいことだけ言って帰るぞ。



「話をさせろ。」



「もしかして都央留くん怒ってます?」


「勿論だ。分かってるじゃないか。罪を犯すなとかどうとか言っといてなんでこんな仕事をさせたんだ!!危うく死ぬところだったんだぞ!!」



「仕事には危険がつきものでしょ。それにこっちに詳しいことなんか書いてなかったし。」