それなのに私は……気づいてあげられなかった。



だからせめてあなたの望みを叶えてあげなきゃ……。



私にはもうそれしかできないから……。


ほら…風が強く、強く吹いて、私に力を貸そうとしてくれてるよ。



あなた……。