「元気か?今、どうしてる?」
そんなたった一言が聞けないのは
俺がお前を裏切ったから・・
お前と出逢ったのは
俺がまだ 駆け出しの頃 19の冬だった・・
あの頃の俺は ホントまだ
何にもわかってない〝ガキ〟だった
たった13のお前に
全てを預けて甘えてた
どんな時だって どんな事があったって
俺だけを信じて 待っててくれる
そんな思い上がり あったよな
ありもしない〝噂〟だけが先走り
それでも身勝手な俺は
自分のことしか見えてなかった
お前には悟られたくないくらいの
汚れきった〝オトナの世界〟に
踊らされたくない・・埋もれたくない・・
自分を守るのに必死だった・・
お前が どんなに傷ついたかも 知らずに・・
・・お前を迎えに行ったとき
隣に、知らない男
体中の血が 逆流するほど
心がざわめき立った
けれど声も出す事もできず
震える右手の拳を どうにか抑えるのが精一杯だった
「…ごめんね、もう私・・疲れちゃった
コウちゃん待つの、疲れちゃった
もう・・傷つきたくないの。。」
お前は消え入りそうな声で
泣きながら 俺の目を見つめていた
男は お前の肩を抱くと
俺を見据えて
「僕なら彼女を泣かせない」
自信満々にそう言いのけた
俺よりも6つも下の〝高校生〟
だけど俺より 立派な〝男〟に見えた
怒る資格も無いくせに
俺は最後のあがきを
お前の腕を掴んで…
けれど上手く言葉が見つからなくて
みっともないくらい
声にならない声を ただ 上げていた
「…もっと早く 今みたいなコウちゃんの姿
見たかったな・・」
「コウちゃん…、私たちって、付き合ってたのかな?」…寂しそうに 微笑った
俺が23で お前が17
そのまま俺たちは 終わってしまった
2人の想い出 一緒にどこかに行った記憶よりも
誰にも見られないように
こっそりどこかで・・
そういうのが多かったな
一番記憶に残ってるのは
俺がハタチの誕生日
2人初めて出逢った海の岩陰で
俺は〝最高のプレゼント〟をもらった
それはただの〝形〟としてではなく
〝永遠を誓う〟想いだった
碧い月の光を浴びて
長い髪をなびかせるお前の姿に
神々しささえ感じて
絶対に汚しちゃならない、そう思った
お互いの立場も 年齢も そんなの飛び越えて
俺はコイツを一生 コイツだけを想って
守り抜きたい
それだけ 本当に愛おしかった
…それがいつの間にか
自分を見失ってしまうほどの波にのまれ
気付けば 随分と身勝手な男になっていた
もし、言い訳が許されるなら
たった一言
「今でも俺の心に咲く花は
今でも色あせることなく俺の心に棲む花は
他の誰でもなく お前しかいない」
もし、また逢う事ができるなら
もし、手紙でも出してもいいのなら
そう お前に告げてもいいだろうか
何を今更・・
お前は言うかもしれないけれど
もう一度、お前の無垢な心に寄り添いたい
そんなたった一言が聞けないのは
俺がお前を裏切ったから・・
お前と出逢ったのは
俺がまだ 駆け出しの頃 19の冬だった・・
あの頃の俺は ホントまだ
何にもわかってない〝ガキ〟だった
たった13のお前に
全てを預けて甘えてた
どんな時だって どんな事があったって
俺だけを信じて 待っててくれる
そんな思い上がり あったよな
ありもしない〝噂〟だけが先走り
それでも身勝手な俺は
自分のことしか見えてなかった
お前には悟られたくないくらいの
汚れきった〝オトナの世界〟に
踊らされたくない・・埋もれたくない・・
自分を守るのに必死だった・・
お前が どんなに傷ついたかも 知らずに・・
・・お前を迎えに行ったとき
隣に、知らない男
体中の血が 逆流するほど
心がざわめき立った
けれど声も出す事もできず
震える右手の拳を どうにか抑えるのが精一杯だった
「…ごめんね、もう私・・疲れちゃった
コウちゃん待つの、疲れちゃった
もう・・傷つきたくないの。。」
お前は消え入りそうな声で
泣きながら 俺の目を見つめていた
男は お前の肩を抱くと
俺を見据えて
「僕なら彼女を泣かせない」
自信満々にそう言いのけた
俺よりも6つも下の〝高校生〟
だけど俺より 立派な〝男〟に見えた
怒る資格も無いくせに
俺は最後のあがきを
お前の腕を掴んで…
けれど上手く言葉が見つからなくて
みっともないくらい
声にならない声を ただ 上げていた
「…もっと早く 今みたいなコウちゃんの姿
見たかったな・・」
「コウちゃん…、私たちって、付き合ってたのかな?」…寂しそうに 微笑った
俺が23で お前が17
そのまま俺たちは 終わってしまった
2人の想い出 一緒にどこかに行った記憶よりも
誰にも見られないように
こっそりどこかで・・
そういうのが多かったな
一番記憶に残ってるのは
俺がハタチの誕生日
2人初めて出逢った海の岩陰で
俺は〝最高のプレゼント〟をもらった
それはただの〝形〟としてではなく
〝永遠を誓う〟想いだった
碧い月の光を浴びて
長い髪をなびかせるお前の姿に
神々しささえ感じて
絶対に汚しちゃならない、そう思った
お互いの立場も 年齢も そんなの飛び越えて
俺はコイツを一生 コイツだけを想って
守り抜きたい
それだけ 本当に愛おしかった
…それがいつの間にか
自分を見失ってしまうほどの波にのまれ
気付けば 随分と身勝手な男になっていた
もし、言い訳が許されるなら
たった一言
「今でも俺の心に咲く花は
今でも色あせることなく俺の心に棲む花は
他の誰でもなく お前しかいない」
もし、また逢う事ができるなら
もし、手紙でも出してもいいのなら
そう お前に告げてもいいだろうか
何を今更・・
お前は言うかもしれないけれど
もう一度、お前の無垢な心に寄り添いたい

