素直に話す……? 何を? 何を話せばいいんだろう…… 「あ、そうだ……」 「どうしたの?」 「千里にあたし……自分の想っていること ちゃんと言うよ……」 あたしの顔は少し熱くて、 真っ赤になってるだろう…… 「…うん。それがいいと思うよ!」 と、実果ちゃんが言った時にチャイムがなった。 実果ちゃんは、自分の席へ戻っていった。 「じゃあ、また後でね!」 「うん…!」