ああああ!!
あたし告白しちゃった!!!
千里に好きだって言っちゃった!!
あたしはあの後、千里の元から去って、
空き教室に逃げ込んだ。
そして今、床に座り込み頭を抱えて
さっきあった出来事を思い出して
恥ずかしさに耐え切れなくなってる。
「……“好き”…言っちゃった……」
と小さく呟いた時空き教室の扉がガラッと開けられた。
「……言えたなら自信持ちなよ。
冴島さんは泉が好きなんだからさ。」
扉からそう言いながら入ってきたのは
堤くんだった。
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