「……っあ、あー千里は回んなくていいの?
昨日約束してたじゃん?
那月くんとか、拓海とか堤くんとかと…」
「…いいんだよ。今俺はお前と2人で、ここに居たい。」
と、目を逸らしながら言う千里は
すごく真っ赤な顔をしていた。
ドキッ!
あたしは不意な彼の言葉に胸が跳ね上がった。
一生懸命、文化祭の準備をしたから楽しみたい
と思っていたけど、
千里とこの空間にいることが
凄く楽しく感じられて、
文化祭に出なくてもいいやなんて思ってしまう……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…