「じゃあ、今日のお昼休みに考えよっ…!
クリスマスパーティの日時!そして、
拓海くんを誘わなくちゃね!」


「あ!そうだったね!」


拓海を誘おうと言ったのはあたしじゃん。


拓海にだけは
同居をバレたくないな………


拓海、口軽そう……



「あ、そろそろ先生来るから席に戻るねー」


そう言って実果ちゃんは席に戻った。


あたしは頬杖をついて、
ため息をひとつこぼした。


「どうしたの?ため息なんて、
望未ちゃんらしくない!」


前に座る由佳ちゃんに話しかけられた。