「それから金髪だった髪を暗くして、
ピアスも塞いで。勉強もした。

それで、卒業してから3ヶ月後
先輩に電話して呼び出して、告白したんだ。」



コイツ、なかなかやる………



「先輩は『変わってくれてありがとう。
待ってたんだよ』そう言って僕の彼女になってくれた。」



と、少し微笑んで言う大毅だったが、

「でも。」と続ける顔は少し辛そうだ。



「…………うん?」








「…………病気で死んだんだ」








大毅から聞かされた言葉に言葉を失った。