「……ろ!望未?起きねーとキスすんぞ!」 ビクッ 千里のそんな声にあたしは驚いて目を覚ました。 「………そんな驚くことねえだろ…」 「ご、ごめん……」 そう謝ると、千里は あたしの体をおろし、頭を撫でる。 「行くぞ…」 その言葉で教室に入った。 「おっそーい!!!」 「「す、すみません!」」 あたしたちは反省会に出るのに遅れ、 こっ酷く叱られた。