あたしたちの初デートから、
時が経ち、今日から2年生!


今は実果ちゃんと2人で
クラス替えの貼り出しを見に来ているところ。



もうそろそろ貼り出されるな。



なんて思っていると
少し暖かくなってきた風があたしの頬を撫でた



「では、クラスの貼りだしをします!」



なんていう、校長先生の言葉を合図に
ざわめき出すグラウンド。



「のんちゃん!今年も同じクラスになれるといいねっ!」



と実果ちゃんが満面の笑顔で言ってくれる。


あたしも「そうだね!」と笑顔で返しながら、
クラスを確認した。