「…わっ」 あたしの突然の行動に 驚いた様子だった千里だけど すぐにあたしを抱きしめてくれた。 しばらく抱きしめられた。 凄く暖かい。 ずっとこうしていたい……… 「……望未…?」 「…千里っ」 「…ずーっと好きだ」 「…っう、うん…」 千里はあたしにゆっくりとキスを落とした。 冬の海と空の前でまた 告白してくれた千里。 ありがとう………