キミの知らないこと。

『葉月ーーおっはよーー!!』

「おはよっ!律」

律『ん?葉月なんかあった?』

律はほんとに鋭い。

「いつものことだよ。」

わたしがそう言うと、律は困った顔をして
『頼っていいんだからね?』といった。

「ありがとね!」

ほんとにありがとね…
わたし律がいなかったらきっとダメになってた。
わたしは心の中でそっとお礼をいった。