君が笑う理由


施設に行くまで水城と
LBの話で盛り上がっていた


あ、LBって最初の方に
紹介したバンドだからなっ




「でも、まさか水野くんもLB好きだとは思わなかったな~!」

「俺こそ、LB知ってる奴がいるとは思わなかったし」

「……もう平気なの?」

「え、なにが?」






水城の顔を見れば
少し不安そうな顔をしていた


いつもヘラヘラしてるからか
俺は少し動揺してしまった




「……私のこと」

「水城が…なに?」

「私のこと好きじゃないでしょ?あ!変な意味じゃなくて人として!!」

「あっ………ああぁ………」

「今更別にいいよ~てか、水野くん分かりやすかったし」





確かに嫌い…大嫌いだったけど
俺ってそんな態度に出てたのか……




「あ~うん、なんかごめん」

「べっつに~!それと話したいことが関わってるんでしょ~?」

「え、ああ〜あの……」

「あとでゆっくり話そっか!着いたよ」







ずっと話していたせいか
あっという間に施設に着いた






ふわふわどりーむ施設と
書かれた看板の目の前にいる俺ら