君が笑う理由


文化祭まであと一週間



俺は少し変な時間に
起きてしまったから
いつもより早く家を出た




「……さすがにこの時間帯は生徒数少ねぇな~」


校門が見えたのを確認し
地面を見ながら歩いていた



ふっと前を向いたら



あいつがいた




「………最悪っ」



向こうも俺に気づいたみたいだが
別に会話はない