ひかり～僕らが生きた儚い日々

総太side
愛菜の朝ご飯の後片付けをし始めた頃
ピンポーン
インターフォンが鳴った。
総太「は〜い！」
僕はすぐに布巾で手を拭いてから玄関へ向かった。
すると2人の若い男性が立っていた。
直樹「沖田総司の息子総太くんだな？」
1人の人が尋ねてきた。
総太「はい」
僕が頷くのを確認すると
直樹「初めまして 愛菜のいとこの直樹だ。こっちは弟の春樹 よろしくな」
春樹「初めまして 春樹です。よろしく
ところで愛菜はどこにいるかな？」
2人は自己紹介し春樹さんが愛菜のいる場所を聞いてきた。
総太「よろしくお願いします。愛菜のところに案内しますね。どうぞ」
僕は愛菜のところに2人を案内した。
直樹「愛菜迎えに来たぞ」
春樹「病院行こう」
2人がそう言うと愛菜は嬉しかったのか
愛菜「直樹兄さん！春樹兄さん！」
と言い立とうとした。すると
春樹「愛菜 立たない方がいい。足痛いんだろう？」
僕が止めるより早く春樹さんが愛菜を止めた。
愛菜「うん」
愛菜は素直に従った。
春樹「兄さんそろそろ行かないと」
直樹「分かってる。総太くん愛菜を車まで連れて行ってくれないか？」
直樹さんがそう言ってきた。
僕は
総太「もちろんです」
と答え愛菜をお姫様抱っこして車まで連れて行った。
総太side end