総太side
愛菜「う〜ん」
僕は愛菜を起こしに部屋に入った。すると愛菜は寝ぼけた状態の中にいるのか
モゾモゾ動いていた。その姿が可愛いくて微笑みそうになったとき
総太「ゴホッゴホッゴホッ」
咳き込んでしまった。やはり今日は体調が良くないらしい。そんなことを思ったとき
愛菜「総太!」
愛菜が僕の名を呼んだ。僕はすぐに
総太「どうしたの?起きて早々。怖い夢
でも見た?」
と尋ねた。すると愛菜は
愛菜「咳き込んでたでしょ!」
と言いながら起きようとした。しかし
愛菜「痛!」
足が痛いらしい。顔をしかめながら
言った。
総太「大丈夫?」
僕が聞くと愛菜は
愛菜「うん」
と答えた。僕は昨日頼んでおいたことを
聞くことにした。
総太「そうだ。連絡しといてくれた?」
愛菜は
愛菜「うん。今日迎えに行くから待っててって」
と答えてくれた。
総太「了解!じゃご飯食べに行こうか」
愛菜「もしかして起こしに来てくれたの?」
総太「そう。総真と愛希はもう保育園送って来たから」
愛菜「ウソ!もうそんな時間!?」
総太「うん」
愛菜「愛希保育園送ってくれたって先生になんて説明したの?」
愛菜は寝ぼけた状態から抜け出したくさん質問してきた。
総太「ふつうに事情があって一緒に暮らすことになったって」
僕は丁寧に答えた。
愛菜「そうなんだ」
総太「じゃあそろそろ行こうか リビングに」
愛菜「うん」
総太「いくよ?」
僕は愛菜を昨日のようにお姫様抱っこしてリビングに連れて行った。
総太side end