総太side
愛菜の準備が終わったため僕の家に向かうことにした。僕を前に階段を降り始めたとき後ろの愛菜が倒れる気配がした。
僕はすぐに後ろを向いて愛菜を支えた。
総太「どうしたの?」
僕の問いかけに愛菜は
愛菜「足がつったみたい」
と答えた。
総太「足が?大丈夫?」
愛菜「動かすと痛い…」
僕の2つめの問いかけに愛菜は顔をしかめながら答えた。僕は優しく
総太「そっか。でもちょっと座ろう。
このままじゃ荷物持てないから」
と言いながら愛菜を支えて階段に座らせた。そして荷物を自分の肩と背中に移した。
総太「これで荷物は大丈夫 。次は愛菜だね。よっと」
僕はそう言いながら愛菜をそっとお姫様抱っこした。
総太side end