愛菜は走っていた。弟の通う保育園に向かって。学校が終わるのが遅くなったため迎えも遅くなってしまったのだ。
愛菜「ゴメン愛希!遅くなったゃった」
愛希「おせ〜よ 姉ちゃん!」
弟の愛希が怒りながら言う。
愛菜「ゴメンって。さ 帰ろう。 荷物貸して」
愛希「うん」
愛菜は荷物を受け取ろうとした。だが
愛菜「!?」
手の力が抜け荷物を落としてしまった。
愛希「姉ちゃん?」
愛希が不思議そうに聞いてくる。
愛菜「ゴメン 何でもない」
愛菜は荷物を拾い弟と家に帰った。