朝、桜舞う下で、私、

里中桜は幼なじみの松原楓を待っている



春は好き。



私自身の名前が桜だからっていうのもあるけど、気持ちがなんだかワクワクする


そんな季節だから好き


だから楓を待っているのも苦じゃない。


「そろそろ来るかな、」