ちょっとしてから、優喜は下駄箱にきた。
優喜は、何事もなかったようにいる
優喜「ごめん!先生に呼ばれて遅れてた」
嘘…

嘘ついた…

裏切らないって言ったのに…

片方の目から、涙がポロリと落っこちた。
それに気づいたのか、優喜は慌てて私のことをかばっている。

夢歌「なっ。なんで??嘘つくのよぉ。ヒック。」
優喜「えっ?嘘??なんで知ってるの??」
夢歌「さっき下駄箱で見てた」
優喜「…」
夢歌「もう私のこと嫌いなんでしょ??あの女の子の事が好きなんでしょ??」
優喜「それは、ちがう」
夢歌「もういい」
そう言って、持っていた自分のスクールバックを優喜に投げた。
そして、無我夢中で走った。
裏から追いかけてきても、私の気持ちは変わらない…
そして、誰もいない公園にきた。
すると、後ろからぎゅってしてくれた。
この腕は誰のだかすぐわかった
優喜「ごめん!嘘ついて」
夢歌「…」
優喜「無理だよな…他の女とキスして許してもらえるなんてあるわけがない」
夢歌「…」
優喜「でも、夢歌も俺に嘘ついてるんだろ??」
夢歌「えっ?」
優喜「夢歌の昔は、や」
バシンッ
私は、優喜にびんたしてしまった…
優喜の言葉の先がわかったから…
私は、バックを取り泣きながら帰っていった。